引越しをするときには市・区役所で転出届の手続きをおこなわなければなりません。転出届の手続きをわかりやすく解説しています。
また、転出届のほかにも印鑑登録や国民健康保険、転校などの届出も解説しています。
失敗しない引越しの業者選び方など、引越しに関する情報も掲載しています。
引越しは大変ですよね。かなり疲れます。
いろいろと面倒な手続きがあったり、荷物を整理したり、近所の挨拶、部屋の手配などさまざまな苦労がともないます。
ここで、引越し業者が最悪だとその苦労は倍増します。でもいい業者を選べば、実にスムーズに作業がすすみ引越し当日の苦労はかなり軽くなります。
後で後悔しないよう引越し業者選びの参考にしてください。
国土交通省の認可を正式にうけている運送業者は「緑ナンバー」のトラックで営業しています。
その上、全日本トラック協会に加入し国交省の定めた「標準引越運送約款」を提示している業者を選んでください。
「標準引越運送約款」は、引越しを依頼した消費者の権利を守ってくれる規則です。
例えば、荷物の紛失・破損などは約款の規定により3ヶ月以内に業者に通知をすれば補償を受けられるように定められています。
このように、万一のトラブルの際には非常に強い味方になってくれます。
引越し料金は次の3つの項目からなっています。
@ 運賃 (基本料金+割り増し料金+車両)
A 実費 (人件費+梱包資材+特殊機械使用料など)
B オプション料金など
この中でも運賃に関しては法律で枠が決められているので、法外な料金がつくことはありません。
しかし、その他の実費やオプションに関しては各社でさまざまな料金が設定されており、見積もりを比較したときに価格に差がでるのはこの部分になります。
また、見積もりは無料でだすのがルールであり、他にも手付金や内金を要求する業者は論外といっていいでしょう。
引越しのスケジュールの確認、荷物の量と運ぶ距離などについてしっかり打ち合わせをしてくれのか、よく確認するようにしましょう。
特に家具や電化製品のキズや故障などはトラブルが多い。
もちろん約款を提示している業者なら3ヶ月以内に連絡すれば補償してもらえるが、あわせて業者が独自で設定している保険もあるので事前によく確認しておきましょう。
こういった保険の有無、事故の補償の確認などよく打ち合わせてくれる業者を選びましょう。
引越しを業者に頼むときには1社だけでなく、必ず複数の会社の見積もりを取ったほうがいいです。
複数の見積もりを取れば、自分の引越しの相場もわかりますし、料金やサービスなどの条件をいろいろと比較検討することができるからです。
しかし、引越しを予定していれば忙しくなり、なかなか時間もとれなくて大変だと思います。そこで便利なのがインターネットの「一括見積もりサイト」です。
1回の条件の入力をして送信すれば、一度に7社程度の見積もりをとることができます。あまりたくさんとっても後が大変なのでこのくらいがいいでしょう。
サカイ、アートなどの大手からヤマト、日通などの中堅業者、地方の小さな業者までとることができます。
入力にかかる時間は1分程度です。
ただいくつもの業者から見積もりをとると「電話が何回もかかってくる」「断るのが悪い気がする」と心配な方もいると思います。
そんなときは申し込みの備考欄に「連絡は必ずメールでお願いします。電話の連絡はお断りします。」と記載することで電話がかかってくることはなくなるでしょう。
もちろん、電話をかけて勧誘してくる業者は論外ということになります。メールなら勧誘を受けてもわりとラクですから。
また、比較検討の結果どれか1社に決めるので、他の業者は断ることになりますが、その際には「今回は他で決めました。」「今回は見積もりが合いませんでした。」と一言断りの電話をいれます。
業者側も見積もりをいれた時点で仮のスケジュールなどをいれているので、断りの連絡をいれるのは利用者のマナーです。
相見積もりも数社とったけど、どの業者に決めようか?悩む方もいると思います。
引越しは安いだけで決めてはいけません。安いだけで決めると、作業が雑で家具や住まいを壊されたり、時間にルーズだったりして引越しが余計に疲れるものになります。
決定の一例ですが、見積もりを数社とったことで金額にバラつきがあると思います。
まず、一番高い業者と一番安い業者をはずします。中間の料金をだした業者から連絡時に印象のよかった順に決めていきます。
信用のおける業者とは引越しに関するアドバイスをくれるかというのも1つのポイントです。
自分の儲けだけに走らずに「こうすると安くできますよ。」など利用者の立場にたったアドバイスはなかなかでないものですから。
最終的には無難な料金で、信用のおけそうな業者を選ぶことです。そして決めたら早めに連絡をとりましょう。
引越しをするときには市・区役所で転出届の手続きをおこなわなければなりません。
転出届の手続きをわかりやすく解説してみました。
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